【札幌】葬儀の種類で最も安い？直葬のメリット・デメリット | 札幌厚別区・西野・山の手・江別の葬儀・家族葬ならメモリアホール厚別

一般的な葬儀の種類は4つ

まず、葬儀の主な種類は一般葬・家族葬・一日葬・直葬です。家族や親類縁者に加えて、友人、会社関係者、近隣住民など、生前に故人と関わりのあった方が参列するのが一般葬であり、伝統的な葬儀の形です。一方、家族葬は家族・親族のみで執り行います。

シンプルな葬儀として一日葬と直葬が挙げられます。一日葬は通夜を省略し、告別式から火葬までを1日で行う形態です。直葬は一日葬よりもシンプルな葬儀で、通夜から告別式までを省き、火葬のみを行うものです。火葬式とも呼ばれます。

直葬のメリット

非常にシンプルな直葬のメリットは以下のとおりです。

・費用相場が安い

直葬は他の葬儀形態と比べて費用相場が安いです。通夜・告別式を行わずに火葬するため、経済的な負担を大きく抑えられます。また、僧侶や弔問客に対するおもてなしなどの諸経費が抑えられる点もメリットに挙げられます。

・葬儀にかかる時間を短縮できる

直葬は通夜・告別式を省略する分、葬儀にかかる時間を短縮できます。拘束される時間が短いことで、高齢者や妊婦の方などの身体的な負担が軽くなります。また、直葬であれば葬儀会場のセッティングなどが不要になるため、スケジュールを合わせやすく、葬儀会社との打ち合わせも省略可能です。

・弔問客の対応が少ない

直葬は家族・親類縁者といった限られた人数で行うため、弔問客への対応が必要なく、精神的な負担を軽減できます。事前の準備なども少ないため、故人と向き合いながら最後の時間を過ごせます。

直葬のデメリット

メリットがある一方、デメリットもいくつかあります。

・故人を見送った実感が持てない

直葬はほとんどの葬送儀礼を省略するため、故人を見送ったという実感が薄くなりがちです。葬儀・告別式は故人だけでなく、遺族が気持ちを整理するために行う側面もあります。「本当にこれで良かったのだろうか」と悩んだり、自分自身の気持ちを整理できなかったりするケースも見られます。

・周囲の理解を得る必要がある

最近は直葬を選択する方も増えていますが、一般的な葬儀の形態とは大きく異なるため、世間体や社会的な評判から直葬が敬遠される場合も少なくありません。また、「参列できなかった」と不満の声が出るおそれもあります。直葬を選ぶ場合は周囲の理解が得られるよう、事前にメリット・デメリットを含め詳細な説明が必要です。

葬儀は故人との大切なお別れの場です。葬儀スタイルが多様化し、選択肢が広がっているからこそ、あらかじめ意見を統一しておくことで納得のいく葬儀を執り行えます。